イリュージョン先生

(中国人の学生に生のナツメを頂きました。初めて食べた!)

ニーハオ、ニホンコンです。

ついにおかしな域に突入したかと思うそこのアナタ!

大丈夫。ワタシ、正常アルネ。

今日は、変わりゆく教育環境の荒波の中、海水ガブガブ飲みながら
息つぎしているセンセイ話。

講師会で

校長先生がこうおっしゃいました。

「我々は、コロナ以前の指導に戻るべきではありません!」と。

「まぢですかーーー?!」

と、合いの手を打ちそうになった私。

まあ、ミッションインポッシブル的に解釈すると
「オンラインで対面と同等、またそれ以上の価値のあるものを提供せよ」だ。

インポッシブルでしょ。

Teachはオールドスタイル

なのかな、と思います。個人的に。

(今年の一軍選手たち、ガイド通訳、通訳入門、翻訳入門でこの中の要素を混ぜて進行します)

これまで、高いハードルを用意して、ここまでくるにはこれが必要だよ!と
指導しながら、その量と難易度が、自分にも学生にもしんどいなと思う時が
ありました。

通訳や翻訳という、語学の専門分野であることに私が一番ビビっており、
「一流でもないくせに、自分のこと棚に上げて」と、自分の自信のなさを
量とガッツで埋めようとしていたのかもしれません。

与えて、やらせて、また与えては本人の「学びたい」が生まれる隙がない。

じゃあどうすればいいか。

「学びたい」って思わせりゃいい。

その学びたいはどう思わせりゃいいんだろか?と考えておりました。

長いこと。

ここで魔法を掛けるのが、センセイかも?

(誰もいない教室でハイテンションなわたし)

今日昼休みに講師室でワイワイしながらいろんな先生の工夫を聞いていて
「もしかしてコレかも!!」と閃いた瞬間があり。

それは「自分はできるかも」と思わせることなのかも。

豚もおだてりゃ木に登ると言いますが、おだてるのではなく、

「あんた、私と一緒だったらこの切り株くらい登れるよ!」

と小さなステップを応援し続ければ、本人も、いや本ブタもヨッシャ!
と思うだろう。

ワタシイリュージョン、始動!

そこで、午後からの授業は前日の準備を全てオジャンにし(涙)
zoom授業の中、最後に魔法がふんわりとかかっているような
展開にしてみた。(ぶっつけ本番だけど)

同じ教材を使っても「むずかしーなー」と思って終わるのと、
「あれ、なんか俺スラスラ口をついて出てきてない?」と思うのでは
次へのモチベーションも違うだろう。

90分の終わりチャイムが鳴ったころ・・

そこカボチャの馬車のまんまではなく、ちょっとだけイリュージョンの
フレーバーがかかった彼らになっていました。

もっと学びたいと思えるか、実験も兼ねて宿題も提案してみた。

それはちょっぴり新鮮で、何より私が一番楽しかったなー。

後期は

魔法をかけた授業、どうしていこうか、どうなっていくのか。
ちょっとした面白いチャレンジになりそうです。

イリュージョン老師、はじまりはじまり。

長くセンセイをやっていても、まだまだこんなにも
やれることがあるということに、自分が一番喜んでおります。

11月10日 ニホンコン